医療用ウィッグ(人毛100%)の紹介
医療用ウィッグ(全頭かつら)には
・人毛100%
・人毛と化繊毛のミックス
・化繊毛100%
があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
価格ももちろん違ってきます。
お客様それぞれに選ぶ基準があるので、お好きなものを選んで使用するのが1番です!
今日ご紹介するのは(株)ナチュラルの人毛100%の医療用ウィッグです☻☻ັ
価格はひとつ¥135000+税になります。
サイズはSS,S,M,Lの4サイズ。
お色はナチュラルブラックと栗毛色の2色からお選びいただけます。
見た目がとにかく自然ですね♪
この自然さは化繊毛には出せない「人毛100%だからこそ」の最大のメリットです。
気になる生え際と分け目ですが、、、
こちらもとても自然です。
独自に開発されたリアル地肌がとても良い仕事をしてくれています(笑)
実際に商品を手にとってご覧になった方はみなさん驚かれますよ。
(株)ナチュラルの医療用ウィッグの特徴は、人毛なのに長さがなんと30㎝もあります。
なので、これまでロングヘアだった方でも脱毛前のヘアスタイルに近づけることが可能です。
さらに人毛100%ということは、、、
そうです!パーマやカラーリングがOK!
ストレートヘアがお好みの方は、お手入れしやすいように縮毛矯正をかけることもできますよ。
実際にこれまでたくさんのお客様から人毛ウィッグのパーマ、カラーリング、縮毛矯正、トリートメントの依頼を受けております☻☻ັ
ひとつ¥135000+税という価格、、、決して安い金額ではありませんが、昨年から仙台市では医療用ウィッグに最高20000円までの助成金が出るようになりました。
¥135000+税=¥145800(2019.6月現在)ー¥20000=¥125800
使用期間は個人差がありますが、だいたい2年間使用したとして、、、
¥125800÷24=¥5241.7
ひと月¥5250といったところでしょうか
(パーマやカラーリングには別途料金がかかります)
人毛ウィッグは、ヘアアイロンやホットカーラーも使用可能です。
だからまとめ髪だってこんなに自然!
(株)ナチュラルの医療用ウィッグの栗毛色です
うちのサロンに来られる方はウィッグでも上手にまとめ髪をされている方も多いんですよ!
素材が見えないように生え際を引っ張り過ぎないようにするのがポイントです♪
ぜひ怖がらずに挑戦してみて下さい。
これからの季節、首回りが暑いですしね(^_^;)
さて、デメリットもあげておきますね。
①人毛ウィッグは「褪色」します。
使い込んでいくうちに髪色が明るくなっていく現象ですね。これはどのメーカーでも同じです。
②あとは金額が高くなります。
10年以上ウィッグのお仕事をしてきた私から見て、人毛のデメリットといえばこの2つくらいかなぁ?
大手メーカーさんからお買換えでご来店された方達が、必ずと言っていいほど口にされる言葉があります。
「人毛は毛が抜けやすいんですよね?」
「人毛はお手入れが大変なんですよね?」
んー。。。
結果から言うと、人毛も化繊毛も言うほど変わりません。
むしろお手入れなんかは化繊毛のほうが気を使うような感じがします。(あくまでも私の個人的な感覚ですが)
だって人毛はドライヤーもヘアアイロンも使えますからね。。。
なぜこんなことを大手メーカーさんは言ってくるかといえば、答えはわりと簡単で
「人毛はコストがかかるので化繊商品を売りたい」から、、、かと(笑)
そもそも大手メーカーさんでは人毛100%の医療用ウィッグは出していないような、、、
オーダーメードだったら作れるのかもしれませんが、それこそ大手さんで人毛で全頭ウィッグなんか作ったら、金額のケタが変わりますしね(^_^;)
あ、間違って伝わって欲しくないのですが、「化繊毛ウィッグがダメ」と言ってるわけではないんです(笑)
化繊毛ウィッグは、最近は質がどんどん良くなってきて価格がリーズナブルな事もあり、まだまだ人気が高いのも事実です☻☻ັ
ただ、「高い」という理由で初めから人毛100%を選択肢に入れないのはちょっともったいないかなーと。
あとは、以前
治療が始まる前にロングヘアをばっさり切って、その自毛で医療用ウィッグを作った
方なんかもいらっしゃいます。
その時は毛量が足りなかったので、工場で少し同じような色と太さの人毛を足してもらいました。
そういったご依頼も承りますよ☻☻ັ
自毛で作るウィッグは¥170000+税になります。大きさや毛量などでも料金一律です。
お気軽にお問い合わせ下さいね!
「人毛びいき」にならないように、次回は化繊毛ウィッグの紹介をしたいと思います(´∀`)
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